住宅ローンは、ローン名義人または家族がその建物に居住することが条件になっています。生活に不可欠な住まい獲得のために、他のローンよりも優遇された条件で貸し出しされているものなんですね。

なので住宅ローン返済中の物件を賃貸にして収入を得てしまうと、銀行からすれば「話が違うぞ」ということになるわけです。

黙って賃貸にしてしまったりすると、発覚した後に一括返済を求められるなどのトラブルになりかねません。

それでも住宅ローン返済中に転勤などで住めなくなった事情が発生したらどうしたらいいでしょうか?

残された家族が住み続けることはOK
住宅ローンは本人かその家族が住むのが条件ですので、残された奥様やお子さんがそのまま居住する分には問題ありません。
親族が住むのは許容範囲
家族全員で賃貸併用住宅から引っ越ししなければいけない場合、たとえば実家のご両親が変わりにその間住むということは問題ありません。
第三者に部屋を貸し出しすることはNG
人に部屋を賃貸して貸すことは住宅ローンの契約違反となるのでできません。
もしも住宅ローン対象の物件に住まない(空き家)の期間が一時的であれば、ローンの契約を継続できる場合もあります。

転勤以外にも、転職や出産、育児、介護などで引っ越さなければならない事情が出てきたら、なによりもまずは金融機関としっかり相談してください。

なお、引っ越しをすると住宅取得控除の対象外となります。事前に家計の予定によく組み込んでおきましょう。