「大統領になった不動産屋」が思い出させる土地神話

年明けの1月20日、米国でドナルド・トランプ大統領が誕生する。知性や理性に欠ける浅ましい発言や行動で世界中の知識人を失望させた悪役政治家だ。それでも日本からすれば、同盟国のトップリーダーである。その偏った価値観はサラリーマンの暮らしにも暗い影を落としていく。

 トランプは不動産王と呼ばれ、「トランプタワー」「トランププラザ」など、自分の名前を冠した自己顕示欲丸出しのビルやホテル、ゴルフコースを次々に建設してきた。利益の根源である土地に対しては、並々ならぬ思い入れがある。