〔アングル〕中国富裕層、海外不動産に投資 住宅価格の下落警戒

[北京 21日 ロイター] – 中国の一部の富裕層の間で、国内不動産への投資を減らし、海外の不動産を購入する動きが出ている。

国内住宅価格の下落を受け、不動産市場の復活は近くないとの見方が浮上していることが背景だ。

ただ、富裕層が国内市場から一気に資金を引き揚げているわけではなく、現時点で警戒する必要はないとの声も多い。

ある大手国有銀行のプライベートバンキング部門投資ストラテジストは「確かに不動産セクターへの投資を減らしている顧客はいる」としながらも、一般的な傾向とは言えないと指摘。

中国招商銀行のプライベートバンキング担当幹部も「不動産に巨額の投資をしていない限り、急いで売りを出すような状況ではない」との見方を示した。