カナダの不動産に投資家が殺到しているワケ

カナダでは外国人投資家がスキーシャレーなど不動産物件の購入に動いている。過去2年間のカナダドル安で物件が割安となったためだ。

カナダドルの対米ドル相場は2013年以来で25%下落。とりわけエネルギー産業が集中する観光地のアルバータ州は原油安の影響で住宅価格が下がり、物件の値ごろ感が強い。

ニューヨークの情報技術(IT)会社のオーナーであるデーブ・スミス氏はアルバータ州で物件を探している。「今カナダの不動産に投資しないのはばかげでいる。値上がりは時間の問題だからだ」と話す。

キャンモアやバンフなどアルバータ州の高地にある風光明媚な都市の不動産業者は、地元の買い手不在を外国人投資家によって穴埋めできるのではないかと期待を寄せている。アルバータ州の失業率は2010年以来の高水準だ。

サザビーズ・インターナショナル・リアルティのクリスチャン・デュボワ氏によると、半年前まで引き合いは皆無だった。今は「問い合わせが入り始め、ものすごい件数だ」という。