スマートロックを切り口に不動産活用サービスを展開するライナフ、総額3.9億円を資金調達

スマートロックを利用した不動産活用サービスを提供するライナフは11月4日、三菱地所、DGインキュベーション、西武しんきんキャピタル、他を引受先とする総額3.9億円の資金調達を実施したことを発表した。設立からちょうど2年を迎えたライナフは、今回の調達を元にウェブサービスやハードウェアの開発と、人材採用の強化を図る。

自らも不動産投資を手がけるライナフ代表取締役の滝沢潔氏は、「保有する物件で空き室をいかに減らすかで頭を悩ませたこともある」と言い、そうした経験から、空き室活用を支援するビジネスを検討し始めた。空き室・空きスペースの活用を促すサービスとして真っ先に思い浮かぶのは「AirBnB」や「スペースマーケット」といったマッチングサービスだが、滝沢氏は「大量の物件を抱える不動産の保有者は、実際にはほとんどこうしたサービスには登録していない」という。では、大量の不動産を活用するために必要なソリューションとは何か。滝沢氏が目を付けたのは、空き部屋や空きスペースの無人運用を可能とする、スマートロックだった。