ソニーの不動産事業参入で 期待されるタブーへの風穴

「日本の不動産業界は欧米に比べ、公平性や効率性で100年遅れている。“消費者による消費者のための不動産会社”をつくりたい」(西山和良・ソニー不動産社長)

 ソニーが不動産事業を本格展開し始めた。今年4月に完全子会社のソニー不動産を設立。8月1日から1都3県で営業をスタートし、順次、エリアを拡大していく。

 営業開始から約20日で、すでに約350件の問い合わせがあり、成約実績も出始めた。「現在のところ、想定の倍の速度で成長している」(西山社長)と順調な滑り出し。まずは5年で売上高500億円を目標に掲げている。

売り上げ規模からすれば、業界でまだまだ小さな存在だが、ある大手不動産首脳は「非常に面白い取り組みであり、われわれも参考にさせてもらいたいと思っている」と関心を寄せる。