ポンド資産には掘り出し物がいっぱい-投げ売り不動産やバイオ企業も

スティーブン・ディグル氏は、シンガポールに拠点を置くヘッジファンドを通じて金融危機のさなかに27億ドル(約2860億円)の利益を生む投資を行ったことで知られる。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う31年ぶりのポンド安を受けて、同氏のファミリーオフィスは、英国のバイオテクノロジー企業への投資を増やす計画だ。

  ディグル氏が先週電子メールで明らかにしたところでは、同氏が共同で設立し、最高経営責任者(CEO)を務めるバルプス・インベストメント・マネジメント(運用資産額約2億5000万ドル)は、ポンド安で恩恵を受ける英国の他の業界への投資機会もうかがっている。同社はライフサイエンス・ファンドを通じて、英国のバイオテクノロジー企業6社に最大22%出資している。