不動産バブル:世界で対処…IMFなど共通の統計整備へ

【ワシントン清水憲司】世界を金融危機に巻き込んだリーマン・ショックの反省から、国際通貨基金(IMF)など世界の金融政策当局が、不動産市場の動向を政策決定の判断材料に加えようと動きを活発化させている。1990年代の日本の金融危機も発端は不動産バブルの崩壊だったが、金融・財政政策は消費者物価や国内総生産(GDP)を重視し、不動産バブルへの対処は遅れた。IMFはまず、世界共通の不動産関連の統計整備を急ぎ、市場動向の把握を目指す。