不動産価格急上昇のNZクイーンズタウン、背景に中国人投資家

ニュージーランドの人気観光地、クイーンズタウンの不動産価格の急上昇は、観光で沸く同地域が中国人投資家の関心を引き付けていることを示唆している。

政府系調査会社のQVによると、クイーンズタウンの居住者向け不動産価格は5月末までの1年間で平均87万5002NZドル(59万3950万ドル)となり、22%急伸した。

増加率は全国平均の12.4%のほぼ2倍で、同じく不動産ブームに沸くオークランド市場をも大幅に上回った。オークランドの住宅価格は前年比15.4%増の95万5793NZドルだった。

クィーンズタウン観光局によると、人口2万人弱の湖畔の町に世界から訪れる観光客は今や、年間130万人に上るという。2009年は98万人だった。過去5年間で、同地区への中国人観光客は867%増加した。

国際通貨基金(IMF)によると、同国の住宅価格の上昇は世界でも有数で、多くは海外投資家と移民の流入によるという。