不動産融資、過去最高を記録

金融機関が2016年1~3月期に不動産業向けに新たに貸し出した設備資金が4兆4113億円に上り、四半期ベースで過去最高を記録したことが25日分かった。貸出額全体の約3割を占め、業種別ではトップだ。日銀の金融緩和であふれた資金が不動産投資信託(REIT)などに向かった。市場ではマイナス金利政策で拍車が掛かるとの見方があり過熱を警戒する声が強まっている。

 日銀の調査によると、銀行が3兆7447億円、信用金庫は6666億円だった。大手銀行はREITへの資金供給が拡大した。地方の金融機関では、個人や地元企業が手掛ける賃貸アパート向けの伸びが目立った。