中国との蜜月に悩む豪州 不動産投資に危機感

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2月初め、予想外の利下げに踏み切り、政策金利を2.25%とした。鉄鉱石、石炭、液化天然ガス(LNG)など豪州経済を支える資源の需要が世界的に落ち始め、価格も下落しているからだ。21世紀に入って資源景気に押し上げられた豪州の成長は鈍化の兆しをみせ始めた。一方で不思議なことに、不動産市場は活況を呈している。資源と不動産の両方で豪州を揺さぶっているのは中国だ。