中国の対韓投資、不動産一辺倒から消費財に拡大

中国の山東省威海市にある威海紫光生物科技開発は先月、全羅北道益山市の食品クラスター(産業集積地)への500万ドル(約5億円)の投資を決定した。益山に健康食品の生産工場を建設し、商品を韓国国内で販売するとともに中国にも輸入する計画だ。

 中国による対韓投資の対象はこれまで、主に済州島などの不動産に集中していたが、最近では食品、ファッション、化粧品などの消費財にも拡大している。その目的も韓国企業に対する単純な投資にとどまらず、韓国で生産した製品で中国市場を攻略するという戦略に変化した。韓国で中国市場向けの商品を製造する「メード・フォー・チャイナ」投資が活発化しているというわけだ。韓国貿易協会のイ・ボンゴル研究委員は「韓国の食品や化粧品、衣料品などに対する中国消費者の信頼が非常に厚いため、こうした投資が広がっている」と話している。