中国の1─11月不動産投資は前年比+1.3%に大幅鈍化、在庫の増加で

中国国家統計局によると、1─11月の中国の不動産投資は前年同期比1.3%増加となり、1─10月の2.0%増から大幅に鈍化した。伸び率は2009年初め以来の低水準で、不動産市場の弱さが中国の景気回復の重しになっていることが示された。

新規建設(着工面積)は前年同期比14.7%減少した。1─10月は13.9%減だった。

床面積ベースの不動産販売は前年同期比7.4%増。1─10月は7.2%増だった。

中国国家統計局のLi Jiao氏は声明で「不動産販売の増加は、主として大都市の好調に支えられている」と述べた。

中国の主要都市では、さまざまな政府の対策を受け、ここ数カ月不動産販売と価格が上向いている。一方で中小都市の状況は依然弱く、大量の在庫が新規投資や建設を圧迫している。

住宅在庫は4億4090万平方メートルに上り、前年から12.1%増えた。

大量の在庫への懸念に関しては、習近平国家主席も先月、不動産市場の持続可能な成長のために、供給過剰を解消すべきだと述べている。

中国政府は先月、内需拡大をめざす一環で、中小の地方都市での住宅取得を促進する方針を示している。