中国マネーがアジア回帰へ、米不動産への熱気薄れる

中国の不動産投資家は米国への関心を失いつつある。人民元下落への懸念が和らいだことや、トランプ米大統領の保護主義的な姿勢に対する疑念が背景だ。

  不動産サービスのコリアーズ・インターナショナルでアジア地域の調査・助言サービス担当エグゼクティブディレクターを務めるアンドルー・ハスキンズ氏が、こうした見方を示している。同氏は投資家が米国から資金を引き揚げ、中国資本はアジアに回帰すると予想する。

  ハスキンズ氏はインタビューで、「人民元の下げは恐らく既におおかた終わった。そうだとすれば、中国の投資家がドル建て資産に投資するインセンティブは低い」と述べた。