中国不動産市場で「倉庫バブル」発生か

中国の住宅、オフィス、商業施設部門における不動産の供給過剰が問題になって久しい。今ではこれまで有望視されていたもっと地味な部門、すなわち「物流」も同じような兆候を示し始めている。

 居住用・商業用不動産市場が下降局面に入った2013年以降、中国の不動産投資家は倉庫を投資対象として選好している。倉庫用地の不足や電子商取引ブームもあり、物流不動産は一時的な投資先として人気を博してきた。土地利用の選択肢として税収が減少する倉庫を建設することは、地方自治体には不評だ。

 とはいえ、過去の不動産トレンドが示しているように、中国では誰もが人気の投資先に便乗しようとし、その結果として供給過剰がよく起きる。