中国富裕層の高額不動産の購入経路が発覚-資金洗浄疑惑で

7月14日(ブルームバーグ): 中国の富裕層は国内の外貨規制にもかかわらず、長年にわたり多額の資金を海外に送金し、ニューヨークやシドニー、バンクーバーなどで高額の不動産を購入していた。

これを可能にした一つの方法が今になって明らかになりつつある。中国中央テレビ局(CCTV)が先週、中国銀行 のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑を報じたことで、これまで公表されていなかった個人による海外への人民元の送金とドルなどの他通貨への換金を可能とする政府のプログラムの存在が発覚した。

広東省の一部の銀行が提供するこの試験的なプログラムは、海外の不動産購入や海外移住者を対象に2011年に導入されており、マネーロンダリングには当たらないと、中国銀行が今月9日の資料で指摘した。海外送金は当局に許可され、報告したと同行は説明した。