中国経済大異変 国有企業で初のデフォルト 不動産大手のドル建て社債も破綻

 中国経済に明らかな異変が生じている。河北省の変圧器メーカーが発行した社債が国有企業として初のデフォルト(債務不履行)に陥った。また、上海の不動産大手企業が発行したドル建て社債も初のデフォルトを引き起こしている。これまで陰に陽に救済してきた中国政府もサジを投げた形で、市場では次の破綻候補がリストアップされている。

 21日にデフォルトを公表したのは、河北省の国有変圧器メーカー、保定天威集団。変圧器や太陽光パネルなどを製造しているが、放漫経営で業績が悪化、2011年に発行した社債のうち同日が支払期限だった利払い8550万元(約16億5000万円)が実行できなかった。