“地名バブル現象”大阪・ミナミの不動産 「シンサイバシ」などブランド化

訪日外国人客(インバウンド)の急増を受け、大阪都心部の地価が“爆上がり”している。3月発表の平成28年公示地価で、商業地では大阪市中央区の「心斎橋筋2丁目」が全国1の上昇率45・1%をマーク、全国上昇率ベスト10のうち大阪市内が6地点を占めるなど勢いづく。ただ、外国人への認知度が地価にはねかえる地名バブル現象も起きており、同じミナミ周辺で地名により地価の上がり方に差がでる珍現象が起きている。

 ブランド定着?!

 「今や外国人にとっても心斎橋、道頓堀は大阪を代表する地名。ブランドになりつつある」

 大阪・ミナミ周辺の事情に詳しい不動産業者は、こう強調する。

 28年の公示地価で全国の商業地の上昇率で際立った大阪市都心部。ベスト10の6地点のなかでも4地点が大阪・ミナミだ。近年急増するインバウンド効果を反映した格好だ。

 近年、関西国際空港で格安航空会社(LCC)のアジア路線が拡大した影響もあってインバウンドが急増している。