東京の不動産市場は「バブル」 アジア資本が狙い撃ち

香港のテレビ局が私のところに取材にきた。

 「日本の不動産価格は今後どうなりますか」

 そういうことを聞きたかったようだ。

 いま外国人が日本の不動産を購入する動きが目立っている。東京都心で販売中の某タワーマンションのモデルルームでは、中国語が飛び交っているそうだ。

 円はドルに対して、この2年余りで3分の2に下がった。ドル建てで考えれば日本の不動産は3年前の3分の2の価格で買える。

 さらに日本では不動産の完全な私有権が認められ、法律によって保護されている。外国人の不動産所有についてもほとんど制限がない。

 他のアジア諸国では、そもそも完全な所有権を認めていないところが多い。そこを考えても、日本の不動産は東アジアの人々にとって魅力的に見えるのだろう。