校舎を7割閉鎖する代ゼミが不動産業で有望視される皮肉

大手予備校・代々木ゼミナールを運営する学校法人高宮学園が27校のうち7割強に当たる20校を閉鎖することが明らかになった8月下旬、同校本部は人員削減を含む大リストラを前に静まり返るどころではなかった。閉鎖する校舎に対する土地活用、テナント希望の申し出の電話が殺到し、その対応に追われた。

 閉鎖する拠点は、仙台(宮城県)、高崎(群馬県)、大宮(埼玉県)、柏(千葉県)、津田沼(同)、池袋(東京都)、立川(同)、町田(同)、横浜(神奈川県)、湘南(同)、浜松(静岡県)、京都、大阪、神戸(兵庫県)、岡山、広島、小倉(福岡県)、熊本。大都市の一等地に構える校舎が多く、用途転換を進める意向だ。そこで小売業などがわれ先にと出店を持ち掛けたというわけだ。