海外不動産買いの中国人、資本流出規制強化で資金難深刻に

中国政府の資本流出規制強化が世界の不動産市場を身震いさせている。

  ロンドン最高層のタワーマンションの一室を3カ月前に大騒ぎして買った中国人が今、頭金の送金に苦しんでいる。シリコンバレーでは中国からの物件問い合わせが今年に入り減ったと、不動産仲介業者ケラー・ウィリアムズ・リアルティーが指摘する。そして中国・オーストラリアの2国間に関するコンサルティングを手掛けるベーシス・ポイントによれば、シドニーでは中国人の住宅購入者が減ったことで開発業者が頭を抱えている。

  ケラー・ウィリアムズに勤める米カリフォルニア州クパティーノの不動産業者、ココ・タン氏は、中国からの海外送金がより困難になったことで「全てが様変わりした」と話す。