過熱する不動産市場、すでにピーク目前?福岡に人気殺到?先読む一部投資家は売却開始か

「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/10月4日号)は『熱気帯び始めた首都圏市場 不動産極点バブルの真相』という特集を組んでいる。「目黒雅叙園、舞浜リゾート…。首都圏で大型不動産取引が活発化している。一極集中型の『極点バブル』の発生か。その真相に迫る」という内容だ。

 8月の上旬に、不動産開発大手の森トラストはオフィスビルやホテルで構成される超大型複合施設「目黒雅叙園」を買収した。取得額はなんと約1300億円。森トラストにとっては、2008年に特定目的会社と共同で「虎ノ門パストラル」を2300億円で買収して以来の大型案件だ。

 この雅叙園買収に動いたとされるGIC(シンガポール政府投資公社)は、東京駅前の高層複合ビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内(PCP)」の買収にも動いているという。その金額は1700億円になるとみられている。ほかにも東京ディズニーランドのオフィシャルホテルの1つ「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」を旧富士銀行系の不動産会社ヒューリックが300億円超で買収するなど、首都圏は「静かなる熱狂」を迎えている。