都心最高級不動産のいま

地方では不動産神話の崩壊が喧伝される背景をよそに、東京都心の一部では中古でもその価値を上げている物件も少なくない。
ここでは、都心の最高級不動産のトレンドを取材するとともに、いま注目すべき物件の条件について考察してみた。

高値安定の高級物件を選ぶなら「都心の3A

総務省が5年ごとに行っている住宅・土地調査によれば、昨今の人口減少問題を受け、2040年には国内の空き家率が43%にも達するという。過疎化が進む地方だけでなく、東京都内においても、すでに売りたくても売れない不動産が増加しているというのが、目を背けることのできない実情なのだ。
そうしたなか、こと東京都心の一部のエリアにおいては、都心回帰現象に加えてアベノミクス効果、また円安を受けての海外からのインバウンド投資の増加、さらには20年の東京オリンピック開催といった好事情が重なる背景もあり、実住層と投資目的層の両方において着実に価値を上げている不動産があるという。