香港不動産株にアナリストは強気-住宅の値下がり見通しでも

 (ブルームバーグ):大和証券キャピタル・マーケッツ香港のアナリスト、ジョナス・カン氏は香港の不動産価格がどこまで下がるのかと、香港の不動産株がどこまで上がるのかという2つの分析に自分の時間を振り分けている。

カン氏によれば、住宅価格は来年半ばまでに最大10%下落する見込みだが、株価はそれ以上の下げを織り込んでいる。このため不動産株は向こう1年間で少なくとも20%上昇すると同氏は予想。サンフンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展)など不動産株のバリュエーション(株価評価)が世界平均より割安となっている以上、不動産市場が暴落まで至らず冷え込んでいる限りは株価上昇の余地が大いにあると説明した。

「過去の例を見ると、実際の不動産価格の下落が株式市場で織り込まれていたほど大きくないことが判明した後、株価のパフォーマンスはかなり好調だった」とカン氏は指摘する。