2014年の不動産取得額1兆円近く?外国人投資家にとって日本の不動産が割安に見えるのはなぜか

日銀の大胆な金融緩和や米国経済の回復などのおかげで、日本の不動産価格は堅調に推移しています。J-REITを始めとした国内の投資家による不動産取得は活発ですし、それ以上に外国人投資家による日本の不動産への投資が盛んです。

 たとえば、マレーシアの公的年金である従業員退職積立基金(EPF)は日本で不動産投資に乗り出し、首都圏の物流施設を取得しました。日経新聞によると、アジアの公的年金が日本で不動産投資するのは初めてのことです。

 都市未来総合研究所の調べでは、2014年外国人投資家による日本の不動産取得額は1兆円近くに上りました。ひとつの例としては、シンガポール政府投資公社(GIC)が、東京駅前の「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」のオフィス部分を約1,700億円で買収したことがあげられます。