AIG、不動産投資部門の幹部4人を解任

米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、不動産投資部門であるAIGグローバル・リアル・エステートのロバート・ギフォード最高経営責任者(CEO)など上級幹部4人を解任した。事情を知る複数の関係者が明らかにした。

 関係者によれば、解任された残りの3人は、同部門の主席法律顧問、米州責任者、メキシコ投資責任者。米国の不動産投資に注力することを視野に、メキシコ投資事業を縮小する意向があるほか、その他海外投資事業については見直しを行う。

 手頃な価格の住宅への投資を担当する部門のトップを務めるダグラス・ティミンズ氏が、不動産投資部門の次期CEOとしてギフォード氏の後を継ぐ。AIGは破綻寸前の危機からの回復に向け、政府から受けた救済資金の返済を進める中で2009年、ギフォード氏を起用していた。

 不動産投資部門での人員削減は、AIGが先月発表した広範なリストラ策の一環だ。同社はこのリストラで、上級管理職の23%にあたる最大320人を削減するとした。